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自分の英語力を証明する試験は日本国内外にたくさんあります。

日本国内だけでも実に20種類以上の英語検定試験が存在します。果たして自分にとって有効となる英語力の証明はどれだろう、と思ってしまいます。「有名だしみんなも受けているから、とりあえずTOEICを受けておけば間違いないかな」と思っている人、それは大きな誤解です。各英語検定試験の趣旨と内容はそれぞれ違います。

そこで、ここでは一般的に耳にする5つの試験について簡単にまとめました。

受験の際にはこれらの目的と特徴を知っておくと、ご自身の英語力のアピールポイントに説得力が増します。

TOEIC

  • 特徴:ReadingとListeningの力を測るテスト
  • 4択のマークシート形式で回答する。各495点、合計990点満点
  • 所要時間:120分
  • 受験費用:5,565円

概要

・一般的に認知されている「TOEIC」とは、このリスニングとリーディングのテストのこと。
・知名度があり受験者が多い(約240万人)。世界的に見ると受験者は日本人か韓国人がほとんど。
・相手の言っていることを正確に把握する能力を測定する。
・テストの内容は日常英会話やビジネス英語が多い。
・国内企業の多くが、採用や昇進、海外赴任の際の基準としているのはこのためでしょう。

その他関連したテスト

・TOEIC bridge~テスト時間や問題数が半分のもの。Listeningはスピードがゆっくり。(→必要性はあるのでしょうか?)
・TOEIC SW~SpeakingとWritingのテスト。現在受験者数はごく僅か(約2万4千人)

TOEICはこんな人におすすめ

・この先数年間は日本国内で仕事をし続ける人
・趣味程度に英語を勉強している人

TOEFL

  • アメリカの大学や大学院で学ぶための英語力を測るテスト
  • パソコンに回答を入力するテスト形式
  • Speaking、Listening、Reading、Writing 各技能30点満点、合計120点満点
  • 所要時間:4~4時間半
  • 受験費用:225ドル

概要

・アメリカ英語が使われている
・Listening~長い文章を聞いた後に回答を選択
・Reading~約700語の文章の読解
・Writing~与えられたトピックについてタイピング。ある程度型があり書きやすいため、試験対策がしやすい
・Speaking~コンピューターに向かって話す形式
・海外の大学、大学院の授業についていくための英語力を測る目的が強い。そのため、他のテストに比べてそれぞれの分野の問題の分量が多めで、アカデミックな英語が使われている。
・どの国の受験者が、いつ受けても、公平に評価されたスコアを得ることができるように問題が作られている。これは、体の動きなどのサイエンス的な事柄といった、どの国でも共通認識のある問題を出題することにより、特定の文化や宗教などに偏らずに回答させるため。

TOEFLはこんな人におすすめ

・アメリカ留学を目指している人
・今後海外の大学で勉強する可能性のある人
・総合的な英語の力を確かめたい人

 

IELTS

  • 特徴:英語でのコミュニケーション能力や、豪の大学入学のためのテスト
  • 筆記によるテスト
  • 総合的なスコアは0.5点刻みで、1.0~9.0まで
  • 所要時間:約3時間
  • 受験費用:24,675円

概要

・イギリス英語も使われる
・Listening~選択ではなく穴埋め記入による回答形式。スペル間違いは減点になるためより高い正確さが求められる。
・Reading~約900語の長文読解
・Writing~与えられたトピックについて記述。回答パターンが異なるため対策が立てにくい
・Speaking~ネイティブ試験官との1:1のテスト。インタビュー形式で行われる
・受験者数は年間250万人
・135ヵ国、合計9,000機関が認定
・英語でのコミュニケーション能力を測るテスト。さらにイギリス、オーストラリア、カナダなどへの海外移住申請に有効
・イギリス、オーストラリア、カナダ、ニュージーランドのほぼ全ての高等教育機関で認められており、アメリカでも TOEFLに代わる試験として入学審査の際に採用する教育機関が3,000を超え、世界中で受験者が増え続けている
・海外で実際に使える生きた英語の習得が目的
・アカデミックモジュール~留学希望者向けの試験。大学に提出する書類審査用。
ReadingとWritingがジェネラルモジュールとは問題が別になる。学術的な問題が多い。
・ジェネラルモジュール~海外移住希望者向けのテスト。ビザの取得に必要な英語力を証明するもの。
ReadingとWritingは海外生活で必要な知識やコミュニケーション能力に特化したもの。

IELTSはこんな人におすすめ

・英語圏に海外移住をしたい人
・イギリス、オーストラリア、カナダ、ニュージーランド等の国の大学に入学したい人
・総合的な英語の力を確かめたい人

 

英検

  • 特徴:レベルによって国内外で通用する英語能力を測るテスト
  • 1級から5級までの7段階の合否判定
  • Speaking、Listening、Reading、Writing 4技能の試験

(スピーキングテストは、3級以上の二次試験の面接で行われる)

概要

・230万人以上が受験
・一度取得すると一生有効
・国際基準規格CEFRにも対応した英検CSEスコアも測ることが出来る
・学校の単位認定、教員採用試験、入試優遇など教育現場でよく利用されている
・社会で求められる実用英語として、身の回りの日常会話から教養を深める社会的な題材が出題される。
・英検1級合格者は、通訳案内士試験(通訳ガイド試験)の筆記(一次)試験の外国語(英語)科目の受験が免除される。

英検はこんな人におすすめ

・ヨーロッパ圏に移住を考えている人
・日本国内で英語に携わる職務がある、またはそのような職に就きたい人
・総合的な英語の力を確かめたい人

 

ケンブリッジ英検

  • 特徴:世界で最も信頼されている英語能力証明テスト
  • 言語能力初心者のA1から、ネイティブに近いレベルC2までの段階別に評価されるCEFRに準拠している。
  • 基礎から最上級までの5段階の合否判定
  • Speaking、Listening、Reading、Writing 4技能の試験
  • 検定費用:27,000円

概要

・世界で最も信頼されている英語検定として、英語を母国語としない受験者を対象とした英語検定としては最も長い歴史があり、2013年に100周年を迎えた
・世界150ヶ国以上で年間300万人以上が受験
・世界中で10,000を超える企業・学校・政府等の団体で英語力を証明する試験として評価されている
・一度取得すると一生有効
・英語の知識量ではなく、知識を使う能力を測るテスト
・PET(初級)のReadingはパンフレット、新聞や雑誌などの読み取り。Writingは約100文字の簡単な手紙を書く。
Listiningはアナウンス、モノローグ、会話などの聞き取り。Speakingは受験者が2人1組になり、約12分間で簡単な自己紹介から写真描写等のスピーキング
・FCE(中級)Readingは小説やノンフィクション、ジャーナル、新聞記事、雑誌等、合計で2200-2500文字の文章。
Writingは手紙、記事、レポートなど。その他テーマを選択して回答する。140-190文字のライティング問題。
Liteningはインタビューや討論、講義、会話等。Speakingは通常、受験者は2人1組でスピーキングを行う。
・CAE(上級)Readingは選択問題等、全56問。高度な読解力が要求される。雑誌、新聞、リーフレットなどからの出題。合計で3000-3500文字の文章から出題。Writingは手紙、記事、レポートなど。その他テーマを選択して回答する。220-260文字のライティング問題。Listeningはアナウンス、スピーチ、ラジオ放送、インタビューなどからの出題。穴埋め・選択問題もあり。Speakingは受験者2人と試験官2人で行われる。通訳のスキルや、交渉力など、様々なスピーキング力を試される。

ケンブリッジ英検はこんな人におすすめ

・国内外で英語を使用して活躍したい人
・海外移住を考えている人
・総合的な英語の力を確かめたい人

 

 

以上から言えることは、TOEICは一部の日本人の集団の中を除いて役にたちそうにない印象を受けます。